ボランティアの会館で用を済ませると、オルティガスという街に向かった。マニラ空港とクバオの中間に位置しマカティに近い街だ。オルティガスにフィリピン最後の夜を宿泊するホテル「マルコ・ポーロ」があった。

今回の旅では「最後の夜はすごい豪華なホテルに泊まりたいですね〜」という話をしていたので、エクスペディアで検索すると、5つ星のホテルなのだが、オープンセールで1泊¥19,000というホテルがあった。一人当たり¥8,500ということになる。最後の夜は、そのホテルへと決めた。

マルコ・ポーロホテルは50階建ぐらいのすごいホテルだった。中華系のオーナーが経営している。フィリピンへ行く前に、エクスペディアでの予約はちゃんと取れているか、英文で確認をとったところ、ちゃんと返事が返って来た。

(クバオのホテルではなかったが)ホテルに着くと早速とドアマンが迎えてくれて、荷物を預かってくれた。日本の一流ホテルに引けを取らないサービスの良さだ。

僕たちの部屋は36階ぐらいだった。部屋からの見晴らしがすごくよかった。ホテルの中はゴージャスとかラグジュアリーとかそういう言葉がピッタリくるすごい内装だった。

ベッドは広くておおきかった
ベッドは広くておおきかった
部屋からの外の眺め
部屋からの外の眺め
洗面台
洗面台
電話
電話
バスローブ
バスローブ
机
部屋の真ん中らへん
部屋の真ん中らへん

部屋には、りんごが2つあった。はじめ石膏の飾り物だと思ったが、翌朝、片方が芯だけになっていて(多田さんが食べた)、飾りではないことがわかった。

部屋に荷物をおくと、ホテルから歩いて20分ぐらいの場所にある「SMモール」というところへ食事をしに行った。今思うとオルティガスは富裕層の街なので治安は良い。だから、歩いても問題はなかった。

SMモールでは、地下の中華レストランでサンラータン(ピリッと酸っぱいスープ)と、チャーハン、それに餃子を食べた。ボランティア会館への移動、SMモールまでの移動でヘトヘトになっっていたのだ「こういう時はサンラータンが効くんですよ」と多田さんが勧めてくれた。メニューがすべて中国語だったが、多田さんがちゃんと注文してくれた。

食事を済ませると、お土産コーナーへ行った。多田さんはマンゴードライを買っていた。僕は写真のお菓子をかった。自分では食べていないので、未だにどんな味かしらない。

フィリピンのお菓子(Googleより)
フィリピンのお菓子(Googleより)

食事を済ませ、お土産を買うと、また徒歩でホテルへと戻って来た。

その時、時間は20時ぐらいだっただろうか。ホテルの屋上はJazz Barになっているというので行こうということになった。屋上に行くとボーイが出迎えてくれて、窓際の席に着いた。席の隣の部屋は、ステージになっていてフィリピンシンガーがJazzの曲に乗せて歌っていた。多田さんはその声を聞いて「僕もああいう、声になりたい〜!」と羨ましがっていた。多田さんはJazzに詳しいのだった。

普段、酒を飲まない僕たちであるが、この時は、お酒で乾杯をした。たしか、ビールを飲んだ記憶がある。

マルコポーロホテルの屋上で
マルコポーロホテルの屋上で

ホテルの豪華さと、Jazzの歌声の良さと、そして、マニラの夜景の美しさで僕たちはなんだか、すごい王様気分だった。しかもこれで、1泊¥8,000だ!すごい経験じゃないか!

席に着きはじめたころ、ザァーッとスコールが降って来たが、しばらくすると止んで、マニラの夜景が見えるのだった。

マニラの夜景(多田さんが撮ったと思われる
マニラの夜景(多田さんが撮ったと思われる

お酒とJazzと夜景を楽しむと、僕たちは部屋へと戻った。

翌日は帰国する日だった。多田さんが言うには、フィリピンのような国では、飛行機が時間通りに飛ばないことがあるから早めにマニラ空港に入っていた方がいいということだった。

ホテルではもちろん、タクシーが予約できた。僕が英語で予約を取ることができた。確かこう言った。「I want to go Manila air port, so I want to reserve a taxi」(マニラ空港へ行きたいのでタクシーを予約したい)と言うと「What’s numbe of terminal?」(何番ターミナルですか?)と聞かれ「Terminal 1」と答えた。帰りのフライトは朝10時発だったが、タクシーは朝6時に予約した。

マルコポールの豪華な部屋で就寝すると、朝は5時30分には起きて、6時のタクシーに乗った。タクシーの運転手の青年は好青年だったが、英語があまり上手ではなかった。

1時間もしなうちにマニラ空港へと到着していた。多田さんは帰り際に、フィリピンシンガーのCDを漁っていた。問題なく出国審査を通り、日本へと帰国することができた・・・(その間の写真はありません)。